長い妊娠期間を経て、やっとこの世に生まれてきてくれたかわいい赤ちゃん!しばらくはお世話や家事に追われて、なかなかゆっくりする時がありませんよね。ちょっと時間が空いた時でも、「ひよこくらぶ」などの育児雑誌やスマホで育児サイトなどをチェックしてみたり。。。自分のことよりも、赤ちゃんのことを考える時間が増えているのではないでしょうか。
そんな育児雑誌やホームページで「赤ちゃんのダニ対策」なんて特集を見て、赤ちゃんが生まれたらダニ対策をした方がいいの??って思うママさんは、多いのではないでしょうか?
かくいう私(ハマ子)も、そうでした。ダニの存在は昔から知っているけれど、赤ちゃんが生まれたからって、特別何かする必要があるの?って思ってました。でも、調べれば調べるほど、赤ちゃんのことを思えば思うほど、ダニ対策をしなくちゃ!なんで妊娠中から準備しておかなかったんだろう!って思うようになりました。
そして、赤ちゃんのみならず、自分自身が寝るベッドやソファ等にも、もっと早くからダニ対策をしておくべきだった!と後悔すらしました。
ダニは赤ちゃんの布団が大好き!?
なぜ、赤ちゃんにダニ対策が必要なのでしょう?
それは、ダニとって赤ちゃん布団はとっても居心地が良く、ダニが発生しやすいから!です。
生まれたばかりの赤ちゃんは、ベビーベッドなどのお布団の上で過ごすことが大半です。赤ちゃんは、体温も高く、とっても汗っかき。そんな赤ちゃんのお布団は、仮に毎日お布団を干していたとしても、すぐに湿気を多く含む状態になってしまうのです。
ダニは、温度が25度以上で湿度が高く、暗い場所を非常に好みます。このダニにとっての好条件の場所が、赤ちゃんが毎日使っている布団なのです。さらに、ダニは人の皮膚やフケなどをエサにしています。つまり、赤ちゃん布団は、居心地がよく、空腹まで満たされる最高な場所なのです。
ダニが生きていく上で、必要な条件が揃った赤ちゃん布団の中で、ダニはどんどん卵を産み、どんどん増えていくのです。その数は、冗談抜きで、何千匹、何万匹という世界です。ハマ子は、せいぜい何百匹でしょう?くらいに思っていたので、その想像を絶する数値にドン引きでした・・・
そんなダニのうじゃうじゃいるところに、かわいいかわいい我が子を寝かせておくなんて・・・
赤ちゃんの顔や体をダニが歩いていると思うと・・・ぐぁーーー・・・ΣΣ(゚д゚lll)
ダニによる赤ちゃんへの害【その1】
どうして、赤ちゃんにとって、ダニがいることはよくないのか?
ダニは、数がそれほど多くなければ、人間に害はありません。気持ち悪いのはありますが…。けれど、通常、家庭にいるダニは、数が多くなると、人を刺すダニが発生するようになるのです。そうすると、赤ちゃんの顔や体などを刺すようになり、赤くなり、かゆみが発生します。ダニは、とても小さいので、おむつの中に入って刺すこともします。そういったかゆみに、まだ慣れていない赤ちゃんは、掻きむしったり、不機嫌になり泣き続けたりするようになってしまいます。
でも、痒いだけなら、蚊に刺されるのと一緒でしょ?そこまで神経質にならなくても・・・って思うかもしれませんが、ダニの赤ちゃんへの被害はそれだけではないのです。
ダニによる赤ちゃんへの害【その2】
ダニは生きているので、糞をします。そして、最終的には死んでいきます。これは、なんら不思議なことではなく、当然のことですよね。
でも、このダニにとって当然のことが、人間にとってはとっても害のあることなんです!
ダニの死骸や糞は、アレルギー性疾患の原因(アレルゲン)となるんです。
ヽ(ヽ゚ロ゚)ヒイィィィ!!!
アレルギーの原因は食物性抗原と吸入性抗原があり、吸入性抗原の代表的なものがよく聞くハウスダスト。このハウスダストには、ダニの死骸やフンも多く含まれているのです!
小児喘息やアトピー性皮膚炎は、アレルギー疾患です。これらの病気の9割は、ダニアレルギーを原因なんだそう。
特にアレルギー素因のあるかもしれない赤ちゃんには、小児喘息を発症させないために、ダニを減らしていくことはとっても大事なことなのです。