コツコツと続けていく必要があるダニ対策は、自分に合ったもので続けていくことが大切です。
今回は、タイプ別におすすめしたいダニ対策方法を紹介していきたいと思います。
全部で4タイプ用意してみました。
- 殺虫成分の配合されたものは使いたくない
- 簡単にダニ対策を行いたい
- 今すぐダニを除去したい
- 家中のダニをすみずみまで駆除したい。
また、ダニ対策方法は、以下のものを選びました。
- ダニ取りシート・ダニ取りマット
- ダニ避け用品(ダニ忌避剤)
- 燻煙剤(くん煙剤)
では、タイプ1から順番に見ていきましょう!
タイプ1.殺虫成分の配合されたものは使いたくない
赤ちゃんや小さいお子さんがいたり、ペットがいたりなどで、体への影響が心配だから、
殺虫剤の配合されたものは使いたくないという方って結構いますよね。
(私も、子供が生まれてからはこのタイプに当てはまります。)
そういう方たちへは、こちらのタイプのダニ対策グッズがおすすめです。
殺虫剤不使用のダニ取りシートやダニ取りマット
殺虫剤不使用のダニ避け用品各種
ダニ取りシートやダニ取りマットは、誘引剤に食品添加物として認められている香料を使用しているので、万が一赤ちゃんやペットの体内に入っても安心です。
ダニ避け用品(ダニ忌避用品)には、ダニ避けゲルやスプレーなどがあります。その多くは、ダニが嫌うハーブの香りなどで、ダニを寄せ付けないという仕組みです。
どちらも、ダニが発生して欲しくない場所がある場合に有効だと思います。
注意して欲しい点は、ダニ避けの場合は、その場所からダニがいなくなるだけでなって、ダニの数が増えない、減っているわけではないことです。その場所からは、いなくなっていますが、どこか別の場所に移動しているだけです。
タイプ2.簡単にダニ対策を行いたい
面倒くさいことは苦手。簡単にダニ対策をしたい方には、置いておくだけの
ダニ取りシート or ダニ取りマット
がおすすめです。
ほとんどのものが、一度設置したら3ヶ月効果が続くので、ダニが多いといわれる5月から10月頃までに、2回だけ設置してあげるだけで済みます。一年中ダニ対策を行いたい場合でも、3ヶ月に一度、年に4回だけ設置し直すだけです。
ダニは粘着シートにくっついてくれるので、古くなったシートは、ゴミ箱へ捨てるだけで済むので、本当に簡単です。そして、なんと言っても、確実に家の中のダニの数が増えずに減らせていると思うと、精神衛生上もいいですね。
ダニ避け用品(ダニ忌避用品)も、ダニ取りシート同様、置いておくだけなので、とっても簡単。こちらは、商品によって効果持続期間は異なりますが、1ヶ月〜6ヶ月くらいのものがあります。
ダニ取りシート類と、ダニ避け用品の違いは、「殺虫成分の配合されたものは使いたくない」のところでも書きましたが、ダニを寄せ付けて駆除するか、ダニを寄せ付けないか、の違いです。この違いは、大したことなさそうですが、よく考えてみると、ダニを寄せ付けて駆除する方がいいなと個人的には思っています。
タイプ3.今すぐダニを除去したい
ダニが家にいるのを見つけてしまった。とりあえず気持ち悪いからすぐに除去したいという場合にオススメなのが
殺虫剤配合のスプレー
です。その場でシュッとスプレーするだけで、ダニは死んでくれます。ただ、ダニは死骸になると、人間の体にとってアレルゲンになるので、拭き取ったり、掃除機で吸いとったりの作業は必要になります。
タイプ4.家中のダニをすみずみまで駆除したい。
畳やじゅうたんの奥の畳まで駆除できるのが、
バルサンやアースレッドなどの燻煙剤
です。
部屋の隅々まで、煙が行き届くので、部屋全体のダニ駆除にいいと、メーカーの燻煙剤のHPには書かれています。
ただ、こちらの方法は、電化製品や食器、子供の使うおもちゃなどに煙りがかからないようにする必要があるのと、家中のすべての部屋を同じ日に行わないとならないので、なかなか大変です。
しかも、ダニは夜行性ですので、昼間に燻煙剤を使っても、効果はあまり期待できないようです。また、隅っこに隠れているダニには、煙が回らず、あまり効果を感じられないことも多いんだとか。
また、畳に注入するタイプのダニアース等は、限られた範囲にしか殺虫剤が注入できないので、さほど効果は期待できないようです。
ざっと書いてみましたが、いかがでしょうか?
ご自分にあったダニ対策グッズは見つかりましたでしょうか?
もちろん、ダニ対策グッズの他に、ダニを増やさないためには、掃除や湿度管理なども大切です。
こまめに掃除をしながら、上手にダニ対策グッズを使用して、ダニの数を減らしていきましょう!