生まれたての赤ちゃんは、ほとんどの時間は寝ています。
忘れてはいけないのは、赤ちゃん用布団のダニ対策。きちんと出来ていますか?
赤ちゃんが生まれてからしばらくは、お世話や家事に忙しくて、なかなかゆっくり掃除もできませんよね。けれど、ダニは、そんなことお構いなしに、発生してしまいます。
かわいい我が子が、ダニに刺されて痒がっている姿を見るのは本当に辛いですよね。
家は新築の家だから大丈夫!と思っているママさんもいるかもしれませんが、残念ながら、ダニは新しい家だから発生しないというわけではありません。外からも入ってきます。前の家で使っていた家具や衣類と一緒にダニも引っ越してきます。宅急便の段ボールについていることもあります。
ですから、しっかりとダニ対策をして、増えないようにする必要があるのです。
せ・め・て!我が子だけでも、ダニの被害から守ってあげたいですね。
赤ちゃんや子どもは、とっても汗っかき!
赤ちゃんや子どもはとにかく汗っかきです。
赤ちゃんは寝ている時間が長く、汗をかきやすいので、湿度の高くなる梅雨から夏頃には、ベビー布団マットレスの裏側に、黒い点々のカビが生えてしまった!なんてこともよく聞きます。我が家では、畳の上にベビー布団を敷いていたのですが、時々チェックしており、幸いカビを生やさずに済みましたが…
ダニは、湿度の高いところ、温度の高いところが大好き!ですから、もともと体温の高い赤ちゃんが汗をかいて寝ている布団は、ダニにとって好条件の場所ってことです。
ダニに刺されたり、ダニアレルギーを発症し、喘息を予防するためにも、今すぐ赤ちゃんの布団のダニ対策をしっかりと行っていきましょう!
と言っても、赤ちゃんが直接肌に触れる場所に、殺虫剤入りのものは使えませんよね!どうすればいいの〜?というママのために、安心・安全な方法で紹介していきますので、ご安心を♪
ではいきます。
赤ちゃん布団のダニを減らす4つの方法!
赤ちゃん用布団のダニを減らすのに有効な4つの手段を紹介したいと思います。
すでに発生してしまっている場合は、手を付けやすいものからでもOKですので、とにかく、即座に開始することをオススメします!ダニは、日に日に増えていきますよ!
掃除機をかける・コロコロをする
昔は布団に掃除機をかけている人は少なかったと思いますが、今は布団のダニ対策の定番となってきています。布団専用クリーナーなども人気がありますしね。
まずは、掃除機で吸える生きたダニやダニの死骸や糞、卵などを徹底的に吸ってしまいましょう!
生きているダニは、布にしがみついていて、掃除機の吸引力では、吸いきれないことはよくあるのだそう。ですから、粘着テープコロコロで除去するのは、とっても効果的!
我が家のカーテンに発生したダニも、コロコロなら瞬殺でした。
喘息やダニアレルギーは、ダニの死骸によって起こります!生きたダニではないのです。ですから、ダニの死骸を除去することは、とーっても大事な作業です。また、ダニの卵を取り除くことも、ダニを増やさないために、重要な作業です。ダニの卵は、孵化するまで11~16日だそうですので、1週間に一度は布団に掃除機をかけましょう。
布団に掃除機をかけるというのは、わりと広く知れ渡っていることなのですが、一番大事なのは、その掃除機のかけ方です。床に掃除機をかけるように掃除機ヘッドを動かしているようでは、ダメです。ゆーっくりかけることが重要です。30cmを5秒くらいかけて進む感じでしょうか。ゆっくりじっくり吸っていきましょう。
また、ダニは夜行性なので、明るいところよりも、暗いところの方が動きが活発になり、布団の表面にいることも多くなりますので、カーテンを閉めっぱなしにしたり、電気は控えめにしたり、部屋の明るさの調整をすると、より駆除しやすくなります。
ただ、布団に掃除機を念入りにかけても、ダニは中に入り込んでしまうので、生きたダニを吸引できるのは、ほんの一部のようです。。。
布団を乾燥させる(布団乾燥機をかける・衣類乾燥機をかける)
ダニは、湿度の高いところが大好きです。ですから、布団を常に乾燥させることが大切です。
天日干し
ダニを死滅させるという効果はあまり期待できませんが、布団を天日干しするのは、乾燥させる目的では、効果的です。よく晴れた日の昼間に、表と裏をよく干しましょう。夕方になってしまうと、逆に湿気を吸ってくるので、早いうちにしまうようにします。
布団乾燥機・衣類乾燥機
布団乾燥機は、ダニ対策にも有効なのをご存じですか?冬の寒い時期に寝る前に布団を温める目的でしか使ってなかった、という方、結構多いのですが、これってとってももったいないです。すでに布団乾燥機を持っているのでしたら、ジメジメする季節にこそ使い、布団の内部をよく乾燥させ、ダニの増加を抑えていきましょう!
洗濯機の衣類乾燥機能も、有効です。持っている方は、定期的に使うことをおすすめします。厚いマットレスタイプだと入らないかもしれませんが、薄いタイプのお昼寝布団程度なら、入りますしね。衣類乾燥機能がない場合は、コインランドリーを使用するのもおすすめです。
黒いビニール袋・黒い布を使う
黒い色は、熱を吸収しやすいので、暑くなりやすいですね。それを利用して、黒いビニール袋の中に布団を入れて天日干ししたり、布団の上に黒い布をかけて天日干しすると、布団がよく温まり、乾燥しやすくなります。全てとはいきませんが、炎天下の中でしたら、熱でダニが死ぬこともあるかもしれません。
うまいことダニが死滅してくれたとしても、ダニの死骸をなくすことがアレルギーやアトピーなどには一番重要です。掃除機をかけるたり、布団を洗うことを忘れないようにしましょう。
布団に熱を加える
布団を乾燥させる意味あいもありますが、ダニは熱に弱いです。50℃以上の熱にさらされると生きていることが難しくなります。
スチームアイロンをかける
素材などをよくチェックし、アイロンがかけられるようならスチームアイロンで熱を加えてしまうことも有効です。
炎天下の車の中に入れておく
炎天下では、車の中は非常に暑くなります。これを利用すれば、ダニを死滅させることができます。窓やドアは閉め切りにしておきます。でも、ダニが増加しやすい梅雨のジメジメした時などは、この方法は実践できませんが。。。
この熱を加える方法も、乾燥させた場合と同じで、ダニの死骸を念入りに除去することが大切です。
駆除することができるのは、ダニ捕りシートだけ!
いろいろと赤ちゃん布団のダニ対策を紹介しましたが、実は、どれもダニの増加を予防する目的が多く、駆除という点ではいまいちなものばかりです。でも、あるんです!着実にダニの数を減らしていける方法が。
それは、ダニ取りシート・マットです。
意外とまだ知らない人も多いダニ取りシート。ダニ取りマットとも呼ばれます。ごきぶりホイホイの要領で、ダニが好きなニオイのするダニシートを布団などに置いておくだけで、ダニがどんどん寄ってくるという仕組みのものです。もちろん、ダニシートにダニが接着し、一度捕獲したらもう逃げられません。
生きているダニを駆除してしまえば、死骸も糞もなくなり、もちろん卵を産む心配もなく、全て解決されてしまうという優れもの。もちろん、殺虫剤成分などは使用されていませんので、赤ちゃんの近くに設置しておいても、何の心配もいりません。気になるニオイは、すこーし甘いような匂いなので、赤ちゃんの顔の近くではなく、下半身の方に置いておけば問題ないですね。
また、ダニシートは一度設置すれば、3ヶ月は効果が持続するので、例えば、5月に設置したら、8月に新しいダニシートに交換し、11月に効果が切れるといった感じです。
実は、一番ラクで一番安心できる赤ちゃん布団のダニ対策なのではないかとハマ子は思っています。
その効果を見たら、決して高いわけではないので、このシートで安心できるなら、とダニシートを購入してているママさん、結構多いです。我が家も、ダニシートの存在を知ってからは、定期的に交換しています。
ちなみに、今回はあえて、クリーニングは紹介しませんでしたが、もちろん、クリーニングや布団洗浄専門店に出せば、ほぼ完璧にダニはもちろん、死骸や糞の除去ができます。ですから、定期的にプロにお任せすることも大切です。
でも、頻繁にクリーニングに出せるのでしたらよいですが、そういうわけにもいきませんよね。また、クリーニングに出している間は布団が使えないのと、結局、家にダニがいるのであれば、次にクリーニングに出すまでの間、布団の中でダニが増えていってしまいます。そうならないためにも、クリーニングに布団を出していない期間は、置くだけで済むので、ダニ取りシートを使うのもいいと思いますよ♪